Sleeping dream
【プロローグ】
――誰かに触れていたい

  誰かに触れられていたい――


私が一番強く思うこと。



いつから、こんなに弱くなったんだろう。



一人で生きてゆけるって、思っていたのに、いつの間にか一人で生きれなくなってた。



それでも、強がってばかり。



本当は誰かの温もりが欲しくて欲しくてたまらなかった。




――誰か……



.
< 1 / 144 >

この作品をシェア

pagetop