Sleeping dream
電気を消して、リビングを覗くと真っ暗だった。


「さすがに寝たよね。」


キッチンで水を少しだけ飲んで、二階に戻った。






電気も付けずに、ベッドに倒れ込んだ。


バッグに手を伸ばして、携帯を取り、電源を付ける。


携帯の画面が部屋に青白く浮かび上がる。





メールが何件か来ていた。
おじさんたちのお誘いやレナやナオトの“今何してんの?”メールなどなど……

メールボックスを閉じると同時に携帯が震えた。







――着信 ユウ





この二文字が画面に浮かび上がった。











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