Sleeping dream
着けてみても、やっぱり似合わない気がして、ユウを見た。

彼はニコッと私に笑いかけた。

“大丈夫だよ”って、言われている気がして、少し安心した。



「すみません。
 このままでいいんで、買います。」




何でだろう。

まだしっくりこない。

まぁ、“貰える物は貰っとけ”だね。

でも、いつもあんたといると、ペース崩れる。

私の中は毛糸が絡み合ったようなモヤモヤでいっぱい。



――本当にどうすればいい?








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