僕らの日々



放課後。




15分くらい
君を待っている俺。


ってか
遅くねー?


もう帰っちゃったとか!?




そうだったら
結構ショックなんだけど……








「はぁ…………」






あー虚しい。
早く来いよ……



早く君に会いたい。










――――ガラガラッ




教室のドアが開く。


美音……?




そう思って
振り向くと……




「あっ!宇津見ぃ~」




前に告白してきて
俺がフった女の子だった。






あぁー面倒だな。






「…どうした?」





「宇津見がぁ、
教室で1人いるって聞いたから
会いに来た」







あっそ。





ってか
その台詞、美音に言ってほしい。






俺は無視した。












< 48 / 55 >

この作品をシェア

pagetop