僕らの日々
放課後。
15分くらい
君を待っている俺。
ってか
遅くねー?
もう帰っちゃったとか!?
そうだったら
結構ショックなんだけど……
「はぁ…………」
あー虚しい。
早く来いよ……
早く君に会いたい。
――――ガラガラッ
教室のドアが開く。
美音……?
そう思って
振り向くと……
「あっ!宇津見ぃ~」
前に告白してきて
俺がフった女の子だった。
あぁー面倒だな。
「…どうした?」
「宇津見がぁ、
教室で1人いるって聞いたから
会いに来た」
あっそ。
ってか
その台詞、美音に言ってほしい。
俺は無視した。