Magic☆Girl
「あのお城!?…だよね?」
「ええ、そうよ。」
すっごく綺麗!!
これがいわゆる、姫華の家なんだ。
わたしの家の何倍あるだろう。
きっと…100倍!?
大きすぎて想像もつかない。
「姫華の部屋はどの辺?」
「あの出っ張ってるところよ。」
姫華はそう言って、指を指した。
わたしはその指の先に目をやった。
「あれなの!?」
外からだからよく分からないけど、きっとすごく広い。
「姫華様のおかえりー」
す、すごい!!
本当にお姫様なんだ。