Magic☆Girl




わたしは、階段に足を置いて少しずつ降りた。



これだけでも、お姫様になった気分。



わたしが降りたとき、ちょうど門の時計が12時になり鐘が鳴った。


まるで結婚式みたい。



白い鳥が4匹空を飛んでいった。




わたしが降りると姫華も降りてきた。


「お城の中を案内するわね。お父様はまだ帰ってないみたいだから。」


「あ、ありがとう。」



お城の中を案内してもらえるなんて、本当にラッキー。


お城の中がどうなってるかなんて庶民の私には想像つかないもの。



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