Magic☆Girl
「とりあえず大きい部屋はこのくらいかしら?まだたくさん部屋があるのよ。これ、地図ね。」
「地図!?」
このお城の地図だよね…。
姫華にとってはこれが家でしょ?
家なのに地図がいるほど広いって…わたしには考えられない世界だよ。
「疲れたでしょ?璃南の部屋に案内するわね。」
「わたしの部屋!?」
「そうよ。ついてきて。」
そう言って姫華は先に歩いていった。
わたしの部屋を用意してくれたのかな?
なんか、うれしい。
どんな部屋なんだろう。
自分の部屋の倍ぐらい大きかったりするかも。