Magic☆Girl
――ボォン
「コホッコホッ。な、なに?」
いきなり、煙がでてきた!?
これって、姫華の仕業?
その煙の中から現れたのは、王様らしき人だった。
頭には、冠があって赤いマントを着ていて、髭を生やしていてどっからどう見ても普通の人ではない。
「これは、大変だな」
大変?
それって、わたしが見てしまったこと?
「お父様、なんとかなるんでしょ?」
姫華のお父さんが首を振った。
「残念ながら、お前は掟を破ってしまった。」