Magic☆Girl


「ということは…記憶を……消すの?」



姫華は恐る恐る聞いた。


記憶を消す?
そんなこと、出来るの?



姫華はやっぱり魔法使いなの?


姫華のお父さんは何者なの?



こんなこと、現実でありえるの?




…きっと、わたしが魔法使いがいるか、ほかの子に聞いたら返ってくる答えは同じなはず。



大祐も久美もそうだった。



みんな信じていない出来事が本当に起こるの?




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