夢国~yumekuni~
「じいちゃんっ!なんか蔵の本が輝いてるんだけど・・・。」
「そんなわけないじゃろ。本が輝くなんて。」
「本当だから見に来てよ!!」 

「何もないじゃろ。見間違いじゃよ。」
んんっ?
じいちゃんには見えないの??
「見えないの?輝いてるじゃん?ねえ」
「疲れてるんじゃよ。終わったらお茶でも飲もう。」

なんでほかの人には見えないんだろう?
なんで私には見えるんだろう?

まあいいや。そんなこと。早く終わらせよー。
この本どうしよう?
部屋に持って帰って読んでみよう!

5時間たってやっと終わった片づけ。じいちゃんにお茶と高級せんべい
もらわなきゃ足りないよね??

早く部屋であの本読んでみようかな・・・。
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