夢国~yumekuni~
て言うかなに認めてんのこの関係。バカ私。


「そんなのどうにでもなるさ。俺の力が戻れば。」
「力?なにそれ?」
「現代語で表すと魔法みたいなもんだよ。それなら分かるだろ。」
分かりません。現世に魔法なんかありませんから!!
「魔法??あはははは!そんなのありえない。」
「お前信じてないな。じゃあなんか簡単に見せてやるよ。
簡単な願い言えよ。」
「う~ん。じゃあここにアイス出して!!」
「ふっ、そんなの朝飯前ちょろいって。」
ポンっ。
「!!!???ほんとに出た。信じらんない。」
「だから俺は本物なんだよ。分かったか美優。」
「一応人間じゃないことが分かった。」

「まあ今はそれでいい。そのうちわかる。いろいろな。」
< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop