夢国~yumekuni~
「ねぇ、半径5メートル以内ってことは学校にも来るの?」
「学校?なんだそれ?」
「学校知らないの?勉強しに行くところ。毎日行くの。
絶対ついてこないでよ。目立つから。」
だって身長180センチ位あるし綺麗な顔立ちでかっこいいし。
まず、見た目洋服からして現代風じゃない!

「美優、俺も学校に行ければ問題ないよな?(ニヤッ)
「・・・そりゃそうだけどそんなの無理でしょ?第一私以外の人には見えないでしょ?」
「バカ。俺様だぞ。そんなのどうにでもなるから。明日が楽しみだな?
お前の学校ってどこだ?」
「ここから東に2キロの清梨学園だけど?そんの知ってどうすんの?」
がらっ。
「ちょっと出かけてくるわ。」
ちゅっ。
「!!!なにするの?」
「主から離れる時の決まり。じゃあな。行ってくる。」
バサッ。
!!黒翼?すごい綺麗?・・・見とれてる場合じゃない。

これからあんな奴と生活してくの?そんなのいや。絶対追い出してやる。
「でも、もう夜遅いし今日は寝ようかな。」

美優は明日何が起こるかまだ全然考えてもいなかった。
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