携帯水没物語
取説を投げつけられ、その後すっかりシカトされた女だったが…
コイツも少々変わった女だった。
そこまでの態度とられたのならばキレてナイフでも取り出し隆之介の腹でも刺せばまだ可愛げもあろうと思えるのだが、よりによってこの女は、何を思ったのか…言われた通り取説を読み始めた。
「へぇ〜なるほどねぇ…そんな機能があるんだ」
などと呑気に感想まで述べてりゃあ
「うるせぇぞクソ女ぁ〜っ!俺は、てめえみたいな暇人じゃ無ぇんだ。ゆっくり眠らせんかい!!」
と隆之介に怒鳴られた。
コイツも少々変わった女だった。
そこまでの態度とられたのならばキレてナイフでも取り出し隆之介の腹でも刺せばまだ可愛げもあろうと思えるのだが、よりによってこの女は、何を思ったのか…言われた通り取説を読み始めた。
「へぇ〜なるほどねぇ…そんな機能があるんだ」
などと呑気に感想まで述べてりゃあ
「うるせぇぞクソ女ぁ〜っ!俺は、てめえみたいな暇人じゃ無ぇんだ。ゆっくり眠らせんかい!!」
と隆之介に怒鳴られた。