携帯水没物語
翌日…
「消防の必死の消火活動にも関わらず火の手は弱まる事を全くせず。出火した午前2時ぐらいから5時間あまり…」
なる現場からの中継がテレビ越しに聞こえて来る。
「あのクソガキゃ〜何やってんだ早く出らんかい!!」
隆之介のマネージャーがイライラしながら携帯を握りしめている。
「あんなチンピラみたいなタレントなんざ、いくら売れようが一回仕事に穴開けたらあっという間にホサれちまうぞ…」
嘆いてみたところで彼が電話に出る気配は、かけらほども無かった。
「消防の必死の消火活動にも関わらず火の手は弱まる事を全くせず。出火した午前2時ぐらいから5時間あまり…」
なる現場からの中継がテレビ越しに聞こえて来る。
「あのクソガキゃ〜何やってんだ早く出らんかい!!」
隆之介のマネージャーがイライラしながら携帯を握りしめている。
「あんなチンピラみたいなタレントなんざ、いくら売れようが一回仕事に穴開けたらあっという間にホサれちまうぞ…」
嘆いてみたところで彼が電話に出る気配は、かけらほども無かった。