【COLORS②】怪盗バレン─聖夜に贈るメッセージ─
あいつにも一応、連絡しておくか。
ピピピピッ……
「電話?……ちょっとすいません」
人だかりから離れて、千夜は携帯電話の通話ボタンを押す。
『お兄ちゃん!!今どこにいるの!!』
「……船の中かな。元のサイズには戻れたから心配するな。それより調べてほしいことがあるんだ」
俺は千夜にさっきの出来事の一部始終を話した。
『なるほど。了解!!』
「あと……確信まだないけど、じいちゃんのことと何か関係があるんじゃないかって気がしてならない」
あの言葉の、
『闇の女神微笑む時、全ての道は開かれむ』
真実が……
ピピピピッ……
「電話?……ちょっとすいません」
人だかりから離れて、千夜は携帯電話の通話ボタンを押す。
『お兄ちゃん!!今どこにいるの!!』
「……船の中かな。元のサイズには戻れたから心配するな。それより調べてほしいことがあるんだ」
俺は千夜にさっきの出来事の一部始終を話した。
『なるほど。了解!!』
「あと……確信まだないけど、じいちゃんのことと何か関係があるんじゃないかって気がしてならない」
あの言葉の、
『闇の女神微笑む時、全ての道は開かれむ』
真実が……