唇を塞いで



目をキラキラさせながら必死に話す響



「お義父さん。こんにちは、久しぶりです」



「京ー君、久しぶり」


やっと全員揃った


お母さんにも響を会わせたかった




「明日は結婚式だ。中に入って少し休もう」


「えぇ…じゃあまた明日遊ぼう」


響はショボンとする


明日の結婚式、楽しみだな






「おめでとう!十和!」

みんなの拍手と共に結婚式は始まった


「十和、幸せそうだよね」


「そうだな。オレも幸せだよ」




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