唇を塞いで
あたしは京に腕を掴まれ
そのままどこかへ
怒ってるのが分かる
当たり前だけど……
ボーッとしてる間に連れて行かれたのは
シャワー室
男子なのか女子なのかはわからない
今の時間はきっと誰もいない
壁に背中が凄い音を発てて当たった
「った……」
京を見るとあたしを見下ろしてる
「ごめん……」
「許さねぇ」
そう言っていつもより
何倍、何百倍も激しいキスをした
「っん!きっ…あっ京!!」
「俺以外が触るなんて…」