学校の王子様!!①







「とりあえず行くぞ!!」

「は!?」


俺の手を握って歩き出した

答えが曖昧なまま終わらそうとしてる!?






「ちょっ……似合わないなら似合わないってハッキリ言えよ!!」




グイッ

「へ!?」


いきなり繋いでいる腕を引っ張られて



「似合うよ」

って耳元で囁かれた




「なっ………///!?」





な、な、な、な、な……




「何すんだぁああ///!!」


耳元で!!






「咲羅がハッキリ言えっつったからハッキリ聞こえるようにって耳元で言ったんだけど?」


屁理屈ばっかり言いやがって……




「てか、似合ってんだったらなんでさっき言わなかったんだ?」


「それは………」




……………?









「可愛すぎて言葉が出なかったの」


「っ………!?///」




また耳元で囁かれた












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