学校の王子様!!①
グイッ
「当たり前」
雅翔に抱きしめられながら
耳元でそう囁かれた
こんなに嬉しいと思った日はないよ……?
「俺、明日雅翔に告白する気だったんだよ?」
「はぁ!?」
「だけど先越された」
「ダサッ」
「だって気まずくなったら嫌だから最終日にしようと思ったんだよ!!」
「頭いいなお前」
「だって俺だもん」
「何様だよ……」
「俺様?」
「それは俺だ」
「じゃあ咲羅様!」
「だな!」