道
しばらく三人で喋った後 写し終わった雅也が帰っていった
「ありがとね♪優希★愛してるぜ!」
なんて投げキッスを飛ばして
そんなん・・・言わないでよ・・・。
「あーぁー。雅也君って絶対 優希が好きだよねぇー。はぁ・・・。優希は・・・協力してくれるよねぇ?」
またそうやって言うから・・・。
私だって雅也が好きだよ
雅也が私の事好きだったらどんだけ嬉しいか・・・。
人の気も知らないでよく言えるねぇ・・・。
「当たり前じゃん♪しかも あいつは絶対私を好きじゃないよ!だってもう11年の付き合いなのに今さら恋愛対象に入る訳ないじゃん(笑)」
ー・・・なぁんて
作り笑いを浮かべる
ほっんとこんだけ一緒にいて・・・なんで好きになってくれないんだろ
華子のホッとした顔がニクいよ・・・。
出来るもんなら華子になりたいな・・。