道
その言葉に
私は崩れ落ちる
華子が華子じゃないみたい・・・。
「華子・・・待って!!話しを・・・っ「華子に近寄んな!!!」
「死ね!!」
「学校くんな!!帰れ!!」
「華子にまだ近づこうとするとかまじありえねー。」
「・・・ッッ・・・」
声にならなかった
私はとにかくこの教室から出たくて
走った
とにかく誰もいない場所に
行きたくて・・・
‐ドンッ!!!‐
「痛った・・・。」
「あ・・す・・・ぃませ・・・。」
ぶつかった人を見て
少し恐怖心を覚えてた
だって黒髪にいかにも厳つい顔をしていて でもとてもカッコイイ・・・。そんな人が立っていたのだから。
「あんた泣いてんの?」
「あの・・いぇ・・・すぃません・・・。」
そういうと
また走っていった
今は誰にも会いたくない
話したくないよ‐…。