ずっきゅん SurprisE

「もういいです…」
と、私はぐずぐずと半泣きでふてくされた。


咲馬に雑誌を返してもらって(っていうか奪った)また読もうと、肩下まである髪を耳にかけたら、


「あ」
と、咲馬が言って

「何よぉ…」
と、答えたら、


「その髪を耳にかけるのは、きゅんってするな」

にかっ

そのいたずらっぽくはにかんだ君に



私はずっきゅんです。






(ノックアウトです…)(何で?)
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