エクスタシー~極上のオトコ!?~
2.
腐女子A @美穂
アタシがドアを開けると、妹の理沙は息が止まったような顔をしていた。
耳まで赤くなりながら、慌ててノートパソコンを閉じようとする。
けっ。
アンタのやってることになんか、興味ないっつの。
高校時代のジャージ着て、どうせまたくだらない小説でも書いてたんだろ。
「な、なに?」
中学の時からかけてる銀縁メガネの下から、大きな黒目がオドオド見上げてきた。
ううわ……。
口の端にヨダレのあと。
しかも、その髪の毛、いったい、いつ洗ったんだ。
オヤジみたいに脂ぎってんじゃないの。
耳まで赤くなりながら、慌ててノートパソコンを閉じようとする。
けっ。
アンタのやってることになんか、興味ないっつの。
高校時代のジャージ着て、どうせまたくだらない小説でも書いてたんだろ。
「な、なに?」
中学の時からかけてる銀縁メガネの下から、大きな黒目がオドオド見上げてきた。
ううわ……。
口の端にヨダレのあと。
しかも、その髪の毛、いったい、いつ洗ったんだ。
オヤジみたいに脂ぎってんじゃないの。