エクスタシー~極上のオトコ!?~
アタシは怒りのあまり髪の毛が逆立ちそうだった。


すぐに理沙を追いかけ、冷蔵庫の前で詰め寄った。


「あんた、どういうつもり? 女ふたりの家にあんなわけのわからない借金取り連れ込んで」


「だって……」


「だって、なによ?」


「だって、すごく寂しそうだったから、公園に置いとけなくて」


頭がドカンと火を吹きそうだった。


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