エクスタシー~極上のオトコ!?~
13.
恋ぢゃない! @理沙
私は美穂を部屋から押し出し、再び手を合わせて拝んだ。
「お姉ちゃん。お願い。今日だけそっとしといてあげて」
「はぁ?」
「あの人、なんだかすごく疲れてるみたいなの」
「そりゃ、日夜、悪質な取り立てで疲労してることでしょうよ。あんたも見たでしょ? あの男の芦野さんトコでの悪行を」
「み、見た……。けど……」
「あんた、まさか、景子ちゃんみたいにあの男に惚れたって言うんじゃないでしょうね?」
思い切り首を振りながら、胸がドキドキしていた。
公園でのエクスタシーを思い出すと、微妙に切ない気持ちになるのだ。
いや。違う。
断じて恋じゃない。
「お姉ちゃん。お願い。今日だけそっとしといてあげて」
「はぁ?」
「あの人、なんだかすごく疲れてるみたいなの」
「そりゃ、日夜、悪質な取り立てで疲労してることでしょうよ。あんたも見たでしょ? あの男の芦野さんトコでの悪行を」
「み、見た……。けど……」
「あんた、まさか、景子ちゃんみたいにあの男に惚れたって言うんじゃないでしょうね?」
思い切り首を振りながら、胸がドキドキしていた。
公園でのエクスタシーを思い出すと、微妙に切ない気持ちになるのだ。
いや。違う。
断じて恋じゃない。