エクスタシー~極上のオトコ!?~
「俺が理沙ぶーの部屋に寝て、理沙ぶーが姉ちゃんの部屋に寝れば」


なんだ、そういう意味の『ちょうどいい』か。


私は一瞬でも色っぽい想像をした自分が情けなかった。


しばらく沈黙が続いた。


エクスタシーがエロ雑誌をめくる音だけがしている。


黙っていると、息苦しくなってくる。


私はつい、
「そういう雑誌、好きなの?」
と、妙なことを質問してしまった。


「嫌いな男はいないと思うけど」


「そ、そうなんだ」


「こういうの見ると、自分が男だってこと思い出す
し」


男心って、よくわからない……。



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