エクスタシー~極上のオトコ!?~
「だ、だから、なに?」


理沙がモジモジしながら、もう一度聞いた。


「千円貸して」


「い、いいけど……」


理沙にはもう、かれこれ十万円ぐらい借金してる。


返せと言われたことはない。


が、小学校の時に夏祭りで借りた五十円から、現在に至るまでの借金を全てノートに記帳してる。


いつ返せって言われるんだろ。


アタシは内心ビクビクしてた。



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