エクスタシー~極上のオトコ!?~
ノゾミさんは頬を紅潮させて私に聞いた。


「ほんとに天野先生のカレ氏じゃないんですか?」


私の恋人じゃなければアプローチしようと言うのだろうか。


私はわけもなく、返事に窮した。


ノゾミさんの熱い視線に気が付いたように、エクスタシーが目を上げた。


嫌な予感がした。


「ちょ、ちょっと……」


変なこと、言ったりしないで。


私が制する前にエクスタシーが結界を破った。


「お前、ホモなのか」


他人の家に土足で踏み込むような質問に私は失神しそうになった。




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