エクスタシー~極上のオトコ!?~
ノゾミさんがゴクリと唾を飲み込んだのがわかった。


けど、彼は動じることなく、エクスタシーを見据え
「そうです」
と、答えた。


「僕はゲイです」


それは自分の生き方に自信と誇りを持っている人の言い方だった。


カッコいい……。


こういう魂をもった人を主人公にして小説を書いてみたい。


私はいきなり高揚感に包まれた。


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