エクスタシー~極上のオトコ!?~
私はエクスタシーの眠っていた部屋にいるのが辛くなって、外へ出た。
ノゾミさんが帰ってくるまでにはまだ十時間以上ある。
それでも、行く宛てのない私は銀の鈴に向かった。
待ち合わせや休憩の人たちに混じって、ぼやっとベンチに座り、エクスタシーのことを考えていた。
彼の私に対する言動を一つ一つ思いおこした。
その中には、私が好意だととらえてしまっても仕方ないものがいくつかあったような気がする。
私だけの一方的な思い込みだとは考えたくなかった。
けど、彼には奥さんがいる……。
しかも、彼女の写真を、彼は命懸けで取り戻そうとした。
それだけはどうすることも出来ない事実。
ノゾミさんが帰ってくるまでにはまだ十時間以上ある。
それでも、行く宛てのない私は銀の鈴に向かった。
待ち合わせや休憩の人たちに混じって、ぼやっとベンチに座り、エクスタシーのことを考えていた。
彼の私に対する言動を一つ一つ思いおこした。
その中には、私が好意だととらえてしまっても仕方ないものがいくつかあったような気がする。
私だけの一方的な思い込みだとは考えたくなかった。
けど、彼には奥さんがいる……。
しかも、彼女の写真を、彼は命懸けで取り戻そうとした。
それだけはどうすることも出来ない事実。