エクスタシー~極上のオトコ!?~
アタシが指定した喫茶店に駆けつけた尚道は、胸に赤いバラを挿していた。


「こんなこと、女の私の口から言うのはとても抵抗があるんですけど……」


そう言って、アタシがうつむくと、尚道の方から
「美穂さん。僕と結婚を前提にお付き合いしてください」
と、申し込んできた。


まぢで?


まさに渡りに船。


あまりのタイミングの良さに、アタシは思わず
「よろこんでっ」
と、居酒屋のバイトみたいなセリフを吐いていた。





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