エクスタシー~極上のオトコ!?~
尚道は満面に笑みをたたえた。


「けど、安心してくださいね。僕は美穂さんを家庭にしばるつもりはありませんから」


「は?」


「お仕事はお続けになってください」


あんた、なに言ってんの? と、真顔で聞きそうになった。


「そ、そんなことは、お気遣いなく」


「いえ。続けてほしいんです」


「ど、どうして……」


「しばらくは美穂さんに贅沢をさせてあげられないと思うので」


雲行きが怪しくなってきたぞ……。


「それってどういう意味ですか?」

< 266 / 417 >

この作品をシェア

pagetop