エクスタシー~極上のオトコ!?~
「オレ、浜田だけど」


「ど、どちらの浜田さんですか?」


「浜田良太」


『ええー?!』


私は大声を上げそうになった。


「お前、オレの留守中に事務所の方に来たってホントか?」


ドキッとした。


今ごろそのことを蒸し返されるとは思わなかった。


「え、えっと……。行ったような、行かなかったような……」


「ウチの若い衆がナントカクレジットのケータイとサイフ、三丁目の関谷って女に返した、つってんだけど、お前、あの金融屋の知り合いか?」


「え、えっと……。知り合いって言うか何て言うか……」


絶体絶命……。


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