エクスタシー~極上のオトコ!?~
「俺と彼女の両親が病院に呼ばれて……、呼吸器をつけるかどうか聞かれた」
「そ、それで……」
「俺は答えられなかった。彼女の両親に決断をまかせて、逃げたんだ……」
どうして?
どんな姿になっても、生きてて欲しいって言ってたのに……。
その質問は口から出せなかった。
「彼女を生かしつづけることが愛なのか、罪悪感からくる贖罪なのか、俺にはもうわからなくなった」
エクスタシーはうつむいたまま、ふたたび歩き始めた。
放っておいたら、また自暴自棄になって危ないことをしそうな気がした。
私はパジャマ姿のまま、黙って彼の後を歩き続けた。
「そ、それで……」
「俺は答えられなかった。彼女の両親に決断をまかせて、逃げたんだ……」
どうして?
どんな姿になっても、生きてて欲しいって言ってたのに……。
その質問は口から出せなかった。
「彼女を生かしつづけることが愛なのか、罪悪感からくる贖罪なのか、俺にはもうわからなくなった」
エクスタシーはうつむいたまま、ふたたび歩き始めた。
放っておいたら、また自暴自棄になって危ないことをしそうな気がした。
私はパジャマ姿のまま、黙って彼の後を歩き続けた。