エクスタシー~極上のオトコ!?~
33.

蜜とバツ~2~ @理沙

エクスタシーが毛布から出て服を着始めた。


私は何も言えず、その背中を見ていることしか出来なかった。


上着を羽織った彼が私の方を振り返った。


思いつめた表情……。


「理沙……。俺、行かなきゃ」


私には彼を引き止める権利はない。


ただ、うなずくしかなかった。








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