エクスタシー~極上のオトコ!?~
34.
GINZA @美穂
成田に戻ってすぐ理沙に電話をしてみた。
が、応答がない。
二通のメールに対する返信もないまま。
胸騒ぎがする。
急いで自宅へ戻った。
理沙はまたノゾミさんとかいうあの商社マンと一緒にリビングで紅茶を飲んでいた。
「あ。お姉ちゃん、お帰り」
そう言った理沙の顔がやけに色気づいているように見える。
ちっ。
心配して損した。
三日ぶりの自室に入ると、アネモネの絵が目に飛び込んできた。
そうだった。
見ているだけでバブリーな気分になるので、自分の部屋に持ち込んだんだった。
ミジンコ尚道はどうしてるだろう……。
契約はうまくいったんだろうか。
アタシだって鬼じゃないから、この絵を見れば、ちょっとは気になる。
と言っても、一瞬、思い出す程度。
おっと。
ヒロトに電話しなくっちゃ。
が、応答がない。
二通のメールに対する返信もないまま。
胸騒ぎがする。
急いで自宅へ戻った。
理沙はまたノゾミさんとかいうあの商社マンと一緒にリビングで紅茶を飲んでいた。
「あ。お姉ちゃん、お帰り」
そう言った理沙の顔がやけに色気づいているように見える。
ちっ。
心配して損した。
三日ぶりの自室に入ると、アネモネの絵が目に飛び込んできた。
そうだった。
見ているだけでバブリーな気分になるので、自分の部屋に持ち込んだんだった。
ミジンコ尚道はどうしてるだろう……。
契約はうまくいったんだろうか。
アタシだって鬼じゃないから、この絵を見れば、ちょっとは気になる。
と言っても、一瞬、思い出す程度。
おっと。
ヒロトに電話しなくっちゃ。