エクスタシー~極上のオトコ!?~
そんな私の気持ちを知っているノゾミさんは、毎日のように食事に誘ってくれた。


本当は外出したいような気分ではなかった。


けど、ノゾミさんの好意に応えるために、私は毎日、街へ出た。


今、ノゾミさんは恋をしている。


相手は彼の部署に配属された新入社員。


いつもノーマルな人を好きになるので、交際に発展する見込みはゼロだという。


それでも、社員食堂で向かい合ってランチをとるときにはドキドキするそうだ。


以前からオシャレだったが、最近のノゾミさんはますますカッコよくなってきている。


< 367 / 417 >

この作品をシェア

pagetop