エクスタシー~極上のオトコ!?~
食欲がないと言ったのに、巨大パフェの店に連れて行かれた。


「私、イチゴパフェ」


「僕はチョコで」


注文した後、ノゾミさんがテーブルに身を乗り出した。


「実は今日、萩野さんを見掛けたんです」


「え?」


彼の名前を聞いただけで、体がビクンと跳ねた。


「たぶん、萩野さんだと思うんですけど……」


「たぶんって?」


ノゾミさんは自信なさそうな顔をしていた。




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