エクスタシー~極上のオトコ!?~
「じゃあ、一体、誰の子よ」


理沙は黙ってうつむいた。


困って相談にきているんだろうに、その態度は何だ。


「理沙。あんた、名前も言えないような相手の子供、身ごもって、パパやママに何て説明する気なの? 時給七百円のバイトでどうやって育てるつもりよ」


腹が立ったあたしは散々、理沙を責めた。


「相手の名前と住所を言いなさい。アタシがシロクロつけてやるから」


それでも理沙は口を割らない。




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