エクスタシー~極上のオトコ!?~
彼を探さなきゃ……。


私はマンションに戻った。


「どこ行ってたのよ」


美穂が私を責める。


「部屋まで行ったけど、誰もいないし、あんたまで居なくなってるし」


美穂の眉間に皺が寄る。


こ、怖い……。


けど、今はそれどころじゃない。


私はノゾミさんに聞いた。


「ノゾミさん。前に萩野さん見掛けたって言ったよね?」


「あ、うん……。けど、ほんとに萩野さんだったかどうか……」


ノゾミさんが自信なさそうに言った。


けど、私にはそれがエクスタシーだという確信が生まれていた。





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