エクスタシー~極上のオトコ!?~
今日、母が帰国する。
私のお腹は少し目立ち始めていた。
ゆったりしたワンピースでも着れば、ごまかせない大きさではない。
だからと言って、このまま永久に隠しとおせるわけじゃない。
どうしよう。
子供の父親のことを何と説明しよう。
連絡もとれない相手のことを何と……。
部屋でひとり、悶々と考えていたとき、ドアをノックする音がした。
美穂だった。
勝手に入ってきて、私のベッドに腰掛ける。
「それで、どーすんの?」
何の前置きもなく、高圧的に聞いてくる。
「ど、どーするって?」
「子供のことに決まってるでしょ。ごまかすの? それとも打ち明けるつもり?」
「それは……」
「口裏は合わせてあげるけど、こういうのは先延ばしにするほど状況が悪化するもんよ」
私のお腹は少し目立ち始めていた。
ゆったりしたワンピースでも着れば、ごまかせない大きさではない。
だからと言って、このまま永久に隠しとおせるわけじゃない。
どうしよう。
子供の父親のことを何と説明しよう。
連絡もとれない相手のことを何と……。
部屋でひとり、悶々と考えていたとき、ドアをノックする音がした。
美穂だった。
勝手に入ってきて、私のベッドに腰掛ける。
「それで、どーすんの?」
何の前置きもなく、高圧的に聞いてくる。
「ど、どーするって?」
「子供のことに決まってるでしょ。ごまかすの? それとも打ち明けるつもり?」
「それは……」
「口裏は合わせてあげるけど、こういうのは先延ばしにするほど状況が悪化するもんよ」