エクスタシー~極上のオトコ!?~
オッケー、オッケー。


解決、解決。


何事も臨機応変だ。


あたしは気分を良くしてギャレーに戻った。


が……。


「関谷さん、あなた、安藤様にお薬を渡さなかった?」



藤山の千里眼を欺くことは出来なかった。



「えっと……」


藤山に詰問され、あたしはしどろもどろになった。


「も、申し訳ございません!」


「あなたが渡した薬でアレルギーでも起こされたらどう責任とるつもり?」


「ア、アレルギー?」


「命にかかわるようなアレルギーもあるんですからね」


「も、申し訳ございません!」


あたしはひたすら謝りつづけた。


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