エクスタシー~極上のオトコ!?~
最後に藤山は
「着陸まで絶対に安藤様から目を離さないように」
と命じた。


「もし、何かあったら、始末書ですよ」


その脅しに震え上がった。


派遣の分際で始末書を書く。


それはすなわち失職を意味する。


「二度としません」


あたしが頭を下げた時、また、ポーン、と呼び出し音が鳴った。


「あら、また、安藤様だわ」


藤山が顔を曇らせる。


「まさか、あなたのクスリのせいで、よけい気分が悪くなったってことはないでしょうね」





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