僕らの初恋は淡く鈍い色で輝く
学校生活
人の雰囲気
「おっはヨ!」
「お、おはよう…」
それにしても、
奈央子ちゃんは元気だなぁ…
なんで友達が出来なかったんだろう?
すると、奈央子ちゃんが言った
「なんで友達出来なかったんだろう
って思ってるでしょ?」
「あぁあ…!ええ!?」
「へへっ図星だった?」
何で分かったんだ!!?
「私ね、今年はキャラを変えようと思って」
え!?じゃあ、演技なの!?
「けっこう無理してんだよ」
そうなんだ…
私も、がんばって話してみようかな
「あのっ」
そのとき
教室の空気が変わった
メガネくんが入ってきたからだ
みんなジトッッとした視線でメガネくんを見ると
男子は会話に戻り、
女子はヒソヒソ話を始めた
対して、メガネくんは
なぜそんな目で見られなきゃいけないのか
というような顔をすると
黙って席に着いた
(あれ…昨日と感じが違う)
いつも人の表情ばかりうかがってた
私にはわかる
昨日のメガネくんは
勇ましいような過激な感じの人だった
…でも今日のメガネくんは
優しい感じの、ふんわりした人になっている
「なんか…陽真君、変わった?」
奈央子ちゃんも気づいたようだった
そうだよ…違いすぎる
雰囲気が、オーラからして別人だ
もしかして…
双子とか??
…まさかね
「お、おはよう…」
それにしても、
奈央子ちゃんは元気だなぁ…
なんで友達が出来なかったんだろう?
すると、奈央子ちゃんが言った
「なんで友達出来なかったんだろう
って思ってるでしょ?」
「あぁあ…!ええ!?」
「へへっ図星だった?」
何で分かったんだ!!?
「私ね、今年はキャラを変えようと思って」
え!?じゃあ、演技なの!?
「けっこう無理してんだよ」
そうなんだ…
私も、がんばって話してみようかな
「あのっ」
そのとき
教室の空気が変わった
メガネくんが入ってきたからだ
みんなジトッッとした視線でメガネくんを見ると
男子は会話に戻り、
女子はヒソヒソ話を始めた
対して、メガネくんは
なぜそんな目で見られなきゃいけないのか
というような顔をすると
黙って席に着いた
(あれ…昨日と感じが違う)
いつも人の表情ばかりうかがってた
私にはわかる
昨日のメガネくんは
勇ましいような過激な感じの人だった
…でも今日のメガネくんは
優しい感じの、ふんわりした人になっている
「なんか…陽真君、変わった?」
奈央子ちゃんも気づいたようだった
そうだよ…違いすぎる
雰囲気が、オーラからして別人だ
もしかして…
双子とか??
…まさかね