星に願いを
帰り道



一人っきりの帰り道には
もうなれたはずなのに…

なんだか胸が痛い


突然空いてしまった
わたしの右側には
何も、誰も、いない

ただただ空白の時間が
過ぎ去っていくだけ


もう一度だけでいいから
あなたに呼ばれたい


いつまでもいつまでも
その声を聞いていたかった
その声に包まれていたかった


あなたの代わりは誰もいない

今日もまた孤独な時間が過ぎていく
明日もきっと同じでしょう


冷たい風に吹かれながら
わたしは急ぎ足で
いつもの道を歩いていく




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