星に願いを
向日葵電車
今日も満員電車に揺られる…
そんな毎日が退屈だった
ここまでして何がしたい?
今すぐに、別の
道へ逃げたかった
そんな僕の前で、
一輪の花が咲いた
僕の何倍も輝いていた
花言葉はあこがれ
その花に追いつきたくて…
認められたくって…
何度も何度ももがいて
やっと追いついたのは、
花が枯れてしまった後
絶望、後悔、
そんな言葉が頭の中を
何度も過ぎり、
もう少し早ければ…
何度も思った
美しい花は、僕に希望と未来を
残していなくなった
今度は僕の番だ