星に願いを
wind



風が吹くたびに、
その柔らかくて長い 君の髪が
踊っていたのを想い出す

あの陽射し、風景…
すべてがあの時と同じ


いつも想い出すのは君の笑顔

それ以外の君は
もう何所にもいない

あの瞬間に、僕の胸から
消え去ってしまったのだから


逢いたくて逢いたくて…
そう いくら願っても、
もう君は何所にもいない



胸ポケットからそっと
1枚の写真を取り出す

そこには笑顔が2つ


その写真を見ると、
破り捨てたくなる
衝動に駆られる


それぐらい君が好きで、愛してた


大切なものを失った僕の心には
大きな穴が空いてしまった




僕は君をとんでもなく 愛してたみたいだ


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