BLACK★SECRET〜秘密を抱えた女〜
車のクラクションを軽く鳴らすと玲美は俺の車に気付いたみたいで立ち止まった。



予想通りの全く嬉しくない表情をしている玲美。



予想していたのにやっぱり胸はチクリと痛む。



俺は車からおりて玲美の前にたった。






「玲美、食事いこう」


「どうして、ここが分かったの?」






俺はこの前勝手にもらった玲美の名刺をヒラヒラと見せた。






< 64 / 250 >

この作品をシェア

pagetop