【短】Mid night Venus。






「あーーーっ♪網谷くん今日も来てくれたぁっ!安美嬉しい~っ」





いつものクラブに入れば、カウンターから俺をすぐ見つけ駆け寄ってくる女。




「勿論。安美ちゃんからの指名だから」



そう言ってkissを一つおでこに落とした。



俺と同い年かもう少し上だろう。


最近毎日俺を誘ってくる、化粧ッ気の濃い女。

安美(あみ)。


超ミニスカートから露わになっている足。


あまりタイプではないが、そのミニスカはナイス。




「網谷くんあっちでほらっ飲も?」



グイグイと俺の腕を引張ってカウンターへ連れ出す安美は、既に酔っている。



入り口からカウンターまで約10メートル。



今日は金曜の夜



いつもより客が多い。
< 3 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop