あいらぶ先輩!
「んっ」
さっきまでは優しかったのに、今度は噛みつくような激しいキスをされる。
あたしのものとは思えないイヤラシイ声が、部屋に響く。
両足の間に爽司のカラダが割り込んでくる。
羞恥を感じるも、身動きさえできない。
あたしのシャツの中の肌に這わせた冷たい手が、下着ごしの胸に触れたとき。
「やっ!爽司っ...」
カラダがビクンと波打って、思わず声が出てしまう。
クラクラして、熱くて...。
今にも沸騰しちゃいそう。
「俺に委ねて?」
熱を帯びた爽司の瞳が囁く。
その言葉に、額に眉を寄せながらも、コクンと小さく頷いた。
覆い被さってきた爽司のカラダにしがみつき、あたしはすべてを委ねた...。